当院ではあらゆる症状の方が来院されます。
・痛みの強い方、弱い方
・痛みの期間が長い方、短い方
・症状があることで悩みが深い方、浅い方
・痛みがあることで不安が大きい方、小さい方
いろいろな方が来院されています。
私はよく患者さんに
「痛みが治ったか、治っていないか」重要ですが、
「痛みを忘れて動いているかいないか」を大切にして頂いています。
特に痛み期間が長い方や悩みや不安が大きい方にお伝えします。
「どこに行っても良くならない方」や「長期間の痛みで悩んでいる方」ほど
痛みに敏感になってしまい症状や痛みのことを常に考えてしまいます。
そうしたくなくても「無意識」に考えてしまいます。
痛みは見つけようと思えば見つけることが出来ます。
腰が痛くない人でも無理をして反ると痛みが出ます。
痛くない筋肉を力強く押せば痛みを感じます。
健康な人でも痛みを見つけることは簡単にできます。
慢性痛の方ほど自分で痛い場所を何度も押したりさすったり、痛みを紛らわすために何回も体操をしたりします。
良いことをしているようでも、かえってこれらは痛みを感じる作業になってしまいます。
1日に何回も痛みを感じることで絶えず自分の痛みとコミュニケーションを取っていることになります。
私は患者さんに例えば話で
「嫌いな人ほど目が行くでしょ」と伝えます。
職場や学校でもめちゃくちゃ嫌いな人がいたとすると、気にしないようにしていてもその人の行動が気になります。
めちゃくちゃ嫌いな人が大活躍したり人気者になるとおそらく気分が良いものではないでしょう。そのたびに嫌いな人に目が行ってしまいます。
これらと痛みはよく似ています。
痛みを「悪いもの」や「嫌いなもの」「あってはならないも」と認識してしまうとほんの少しの痛みでも過敏に反応してしまいます。
だから私は、慢性痛の方の痛みの評価をしたり経過観察する時に
「痛みを忘れている時間はありますか」と質問します。
無理に関節を動かして痛みが「ある」か、「ない」かを確認するのではなく
・「友達とランチしてる時は腰痛いの忘れてたわ」
・「釣りに行ってる時、膝痛いの忘れてたわ」
・「難波に買い物行ってる時は足腰痛いの気になれへん」
・「恋人とデートしている時は身体が肩こりは気にならない」
すべて100点の感想・感覚です。
忘れている時間が増えることが回復しているということです。
長期間の慢性痛になればなるほど痛みを感じるの腰や膝などの患部ではなく「脳」による影響が大きいです。
現代の痛みの研究により明らかになっていることです。
「ストレスで胃が痛くなる」現代では皆さん知っていることです。
これが数十年前だとストレスが胃に影響をあたえるなんて誰も想像しなかったでしょう。
なかなか良くならない慢性痛も脳や身体と心のバランスが身体に影響していることを少しでも知って頂ければと思います。
慢性痛でお悩みの方も「痛いか痛くないか」の評価よりも
何か夢中になったり楽しいことをする時にふと「今、痛いの忘れてたな」と思える機会を増やして頂ければと思います。
気を紛らわして痛みを感じなくさせているのではなく、
夢中になったり楽しい時間を過ごすことで気持ちがリラックスすることで身体の緊張もほぐれ、いきいきした動きにつながります。
そのいきいきとした動きが筋肉、関節、神経が強くなり症状改善につながります。
忘れている時間が増えていることが回復していく過程でとても重要になります。
「痛みがある・ない」も大事ですが「痛みを忘れている時間がある・ない」も回復過程においてとても重要だと知って頂ければと思います。
何か夢中になる時間を増やしていく工夫をすることもおすすめします。
少しでも参考になれば幸いです・・・
では今日はこのへんで・・・
失礼します。
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