こんにちは、てらだ整骨院です。

 

今日は慢性腰痛でお悩みの患者さんについてお話をします。

 

 

2週間前に10年以上も腰痛で悩んでいる50代男性の方が来院されました。

その方は今まで何件もの病院、治療院を渡り歩いてきたとのことです。

 

今までたくさんの病院や治療院を渡り歩いた結果
腰痛予防についてたくさんの情報を知っておられました。

 

「腰痛予防に毎日の丁寧なストレッチ」
「腰痛予防の為にこだわったクッション」
「腰痛予防の為にコルセットを巻く」
「腰痛予防の為に長時間座らない」
「腰痛予防の為に少しの時間があれば腰を動かし固まらなくする」
「腰痛予防の為に趣味のスポーツをやめてしまう」

 

たくさんの腰痛が悪化しないように日常生活を送られていました。

 

 

その患者さん曰く
「○○の病院の先生にこう言われた」
「○○の整骨院でこの体操が良いと言われた」

 

 

この10年の間で腰痛は変化しないが腰痛の知識の量はどんどん増えていった様子でした。

 

しかし、すべて腰痛に対しての予防行動です。

 

 

「腰痛への恐怖による防御行動」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

 

私は患者さんに目標設定をして頂く為に「今後どうなっていきたいですか?」と質問しました。

患者さん「痛みをとりたいです。」

 

すごく抽象的な回答だったので次に

「具体的にこれがしたい、あれがしたいとかありますか」

このような質問をしました。

 

すると今までできなかったことや我慢していたことをたくさん教えてくれました。

 

すごく良い目標でした。

 

その目標に少しでも近づくために今までしてきた腰痛が悪化しないようにしていた予防行動について一緒に考えていきました。

 

 

目標はいきいき腰を曲げ伸ばししたいのにコルセットは動きを制限するものでいきいき動かす事には不向きです。

 

こちらの患者んも1日のうちほとんどコルセットを巻いているとのことなので少しづつ外す時間を作っていくようにアドバイスさせて頂きました。

 

 

次に1日に何回もストレッチや体操を行うことについてです。

 

一見、ストレッチや体操は良さそうに思いますが、腰の為に1日のうちに何回も体操やストレッチ行うことは腰部に必要以上にストレスがかかります。必要以上に刺激を入れられた関節は患部を守ろうとより筋肉を収縮させてしまいます。

 

 

いつも体操をしているように腰を動かしている人や絶えず腰を何度も「ポンポン」叩くような動作も必要以上に腰に刺激が入ってしまいます。

 

それ以上に自分で何度も腰を動かすことで痛みの確認作業になってしまいます。

 

痛みの確認作業が多ければ多いほど痛みを感じる時間が長くなります。

 

その結果、その痛みを脳が記憶してしまい絶えず腰が痛いと認識してしまいます。

 

予防行動をとればとるほど腰の動きは減少していきます。
腰の動きが減少すれば筋肉も最大限伸び縮みすることはありません。
その結果、血流不足になり、神経機能も低下してしまいます。
これらが長期間続くと絶えず腰が重く感じたり、鈍い痛みを腰に感じてしまいます。

 

 

今回の患者さんには知らず知らずとっていた予防行動を知って頂き、「少しずつ認識と行動を変化していきましょう」とアドバイスさせて頂きました。

 

今日で4回目の施術でしたがコルセットを巻かずにゴルフの打ちっ放しに行ってきたとのことでした。

 

 

今までは無理をすると悪化する、コルセットを巻いていないと腰痛が悪化すると思っていた患者さんからすれば
大きな一歩を踏み出して頂けたと感じました。

 

 

慢性痛でお悩みの方はもしかすると無意識に予防行動をとって患部を安静にしようとしているのかもしれません。

 

 

長きにわたって痛みでお悩みの方は一度違う情報を知って頂く事で何か変化が生まれるかもしれません。

 

何週間も続く痛みでお悩みの方は一度ご相談ください。

 

では今日はこのへんで・・・

 

失礼しますm(__)m

 

 

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