こんにちはてらだ整骨院です。
今日は膝痛の患者さんの症例を少しご紹介します。
30代女性の方で10年近く膝痛に悩まされているとのことでした。
力を抜いた状態で私が膝を曲げ伸ばしをしても痛みが出ませんでした。
踏ん張った時やしゃがんだ時など、太ももの前の筋肉に負荷がかかると膝に痛みが出ている状態でした。
私は今回の症状は、関節の問題ではなく筋肉に問題があると判断しました。
次に膝に関係する筋肉をどれだけ力が入るか筋力検査を行いました。
まず、痛くないほうの足で検査をしました。
次に痛いほうの足で筋力検査をしようとすると
力も入れていない状態にもかかわらず顔の眉間にしわが出来るくらい力が入っていました。
私は「今、膝痛いですか?」と質問しました。
患者さん「今痛くないです」
私「膝に力を入れる前から眉間にしわが寄っていますよ」とお伝えしました。
患者さん「えっ・・・」
筋力検査で痛いほうの足を踏ん張ろうと想像しただけで身体がこわばり、顔にまで力が入っている状態でした。
私がお話すると患者さんは「全然気づきませんでした」と伝えてくれました。
痛くないのに膝を動かそうとすると先に身体が緊張している状態でした。
過去に強い痛みの経験があると身体はその動きを覚えており、痛くなりそうな動きをしようとすると無意識に身体をこわばらせ膝を守ろうとします。
「踏ん張ったり、しゃがんだりするとまた膝が痛くなる」と脳と身体が認識してしまい、
いきいき膝を曲げ伸ばしをしたり、思い切って踏ん張ったりすることを避けてしまい膝の筋肉や機能が低下してきたと考えられます。
数年間、膝の痛みや機能低下が続くと太ももの太さや筋肉に張りが左右に強く出ている状態でした。
施術は神経の機能を改善する為、アクティベータメソッドに加え機能低下した膝を強くするため、軽い負荷からトレーニングをスタートしました。
その日のアドバイスは「膝が痛くなかったらどんどん動きましょうです。」
施術4回目にはほとんど痛みがでず、階段の上り下りや、しゃがんだりできていると報告してくれました。
「また痛くなったらどうしよう」「踏ん張ると痛くなる」という不安が回復を妨げていたと考えられます。
小さな自信をいくつも積み重ねることで、長年の慢性痛は改善していきます。
「痛いかやめる」ではなく「少しずつ始めてみる」
その結果、「これだけ動かしても大丈夫」という自信になります。
少しでも膝痛でお悩みの方への参考になればと思います。
では、今日はこのへんで・・・
失礼します。
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