こんにちは、院長の寺田です。

 

患者さんから「最近、仕事内容が変わってから肘が痛い」と教えて頂きました。

 

私「内側？外側？指一本で痛い場所を触ってみてください」

 

すると肘の外側を触ってくれました。

そこからいくつかの検査を行い、上腕骨外側上顆という場所を痛めていると判断しました。

 

お仕事内容を聞くと物をつかむことが多いそうです。しかもかなりの量を・・・

 

肘の外側を痛める方は多いです。

 

別名「テニス肘」と言われたりします。

テニスしなくても痛くなる方は多いです。

 

特に手や前腕をよく使う方に多いです。

 

たった一回の力だけで痛める方は少ないです。
多くの方は何回もの小さな外力の蓄積で肘の外側が痛くなってきます。

 

自分に合わない机でのパソコン作業で、マウスのクリックという小さな刺激だけで痛くなる方もいます。

 

患者さんは仕事を休むことはできません。
仕事をしながらその中で少しでも肘の負担を減らす方法を一緒に考えました。

 

職場の施設や環境を変えることはできないので、患者さん自身の身体の使い方（立ち位置、商品との距離、わきの締め方）についてアドバイスさせていただきました。

 

 

少し工夫をするだけで予防につながります。

 

 

少しでも肘の負担が減りますように・・・

 

 

今日は肘の外側上顆炎についてのお話でした。

 

 

では失礼します。

 

 

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