こんにちは、てらだ整骨院です。

 

今日は女性の腰痛患者さんのお話です。

 

 

症状は前屈(身体を前に倒す)すると腰が痛いとのことです。

長年腰痛で困っているとのことでした。

 

 

問診を終え施術に入りました。

施術の途中で、楽になったかどうかもう一度、前屈してと伝えました。

 

 

すると患者さんが前屈する前に「これが(前屈)苦手やねん・・・」とつぶやかれました。

 

 

私はこの言葉が引っかかりました。

つぶやかれた瞬間、私は「筋肉や関節はあまり問題はなさそう」と思いました。

 

 

案の定「これが苦手やねん・・・」とつぶやかれてから前屈してみると
施術前とあまり変化はありませんでした。

 

 

この時、私の中では「どこからお話しようかな」考えていました。

 

そこでもう一度、腰の動きを確認させて頂きました。

 

苦手な動き以外はすごくスムーズに身体を動かされています。

 

問診と検査、施術途中の反応の結果、

患者さん自身の中で前屈すれば
「きっと痛くなるだろう」と感じているだろうなと私は思いました。

 

 

こちらの患者さんは長きにわたっての腰痛歴の中で
「前屈すると痛くなる」という認識が強く記憶されているので、
いざ前屈しようと行動を起こす前に頭の中で
「痛くなる」という恐怖や不安が身体の緊張を作ってしまいます。

 

 

筋肉の緊張が強く出ると可動域が少なくなります。それを無理に動かそうとすると
緊張している筋肉が痛みのサインを出します。

 

 

お話を聞くと数年前に、下に置いてある荷物を運ぼうと前屈をしたときに
「ぎっくり腰」になり3日間動けない経験もあるとのことでした。

 

 

脳の記憶はすごいです。

過去の痛みが強ければ強いほど。

痛みの期間が長ければ長いほど。

 

 

その過去の痛い記憶が日常生活の中で同じ状況に遭遇すると
無意識に身体がこわばり、筋肉の緊張を作ってしまいます。

 

 

前屈するたびに身体が緊張してしまいます。

 

 

この説明をさせて頂いている時に
患者さんからも「思い当たることがいっぱいある。」と納得してお話を聞いて頂きました。

 

 

こちらの患者さんには苦手意識を少しでもなくして頂けるように治療計画を立てさせて頂きました。

 

「前屈すると痛くなる」

「前屈すると痛くなるかも」

「前屈しても意外に痛くない」

「前屈しても全然痛くない」

 

少しずつこのように認識が変わって頂ければと思います。

 

 

施術終了後、少しお話をさせて頂いている時に、笑顔になられたタイミングがあったので、
前屈して頂くとほとんど痛みなく前屈出来ました。

ご本人もびっくりされていました。

 

「笑う」ってすごいですね!

 

笑顔のパワーには私も完敗です。(笑)

 

 

では今日はこのへんで・・・

 

 

失礼します。

 

 

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